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ワンデーミーティングに参加して(2014年9月 ほほえみ通信 第7号)


昨年56歳の妻を亡くし、9ヶ月が経とうとしています。気持ちが前に向かず、体重が11キロ減りました。そしてこの悲しみがいつまで続くのだろうかと思いました。そんな時ほほえみネットワークの活動を知り、5月、7月のワンデーミーティングに参加しました。
5月は「悲しみを乗り越える」セッションでした。一般的に死別は個人的な問題で、個人で乗り越えるべきだというような風土がありますが、一人で乗り越えられるほど簡単ではないと思いました。この痛みを理解できる人、同じ立場の人と話し合うことが、心のケアとして必要だと思います。ミーティングではすぐに心を通わせることができました。配偶者の死の体験を語り、深い感情を共有することが出来たと思います。事情は違っても、痛い部分は同じなのだと感じました。
7月は「人生を変えるセッション」でした。自分のストレスを分析して心をコントロールし、これからの生き方を考える。このことは、まだ悲しみが消えない自分にとって、とても難しい課題ですが、参加者と話し合いながら、ステップを踏んで同じセッションを学びました。この2度のプログラムは、自分にとって貴重な経験でした。ただ参加者が少なく、できればもう少し多い人数で、5~6名のメンバーがいれば、もっといろいろな話ができたのではないかと思いました。しかし私にとって、とても大切な時間だったと思います。有り難うございました。
 
T・J(男性、 群馬県在住)