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集中ミーティングを受講して(2004年7月 ネットワークニュース第65号)

平成十二年に主人を亡くしました。
当時は介護の疲れ、喪失感の痛みなどで、夜も眠れず、自分がどうして立ち直れたかと思うほどでした。
そのような時にも、周りの人たちは「ご主人はどうして、どんなふうだったの」等々、質問してきます。心身の弱った状態では素直に答えるゆとりはなく、ただ儀礼的に答えを返しておりました。が、内心では、私のこの状況を解って欲しいとその度に思っておりました。
ミーティングには話を聞いて欲しくて参加いたしました。私の場合は集中ミーティングでしたが、とても濃縮された会だったと記憶しております。参加者は同じ体験をされた方ばかりですから、心を開いて、自分の思いを吐露することができました。短い間でしたが、終了時(二日目)に、喫茶店で、それぞれ思いのたけを話し、気持が少しらくになりました。このような機会にめぐり合えて、一区切りがついたような、心のつかえをとることができました(全部ではありませんが)。
そして、新たに生きる心の支えになったような気がいたします。
いずれにしても一人になったことは、いろいろ大変ですが、これをひとつの節目として参加し元気をもらった気がいたします。
リーダーの皆さんに優しく接していただきましたこと、とても感謝しております。
T・U(女性、長野県在住)